烏帽子岩山(えぼしいわやま)茶臼山(ちゃうすやま)鉢巻山(はちまきやま)魚見山(うおみやま)
 
単独 2019.07.26 
JR五日市駅(6:16)⇒JR広島駅(6:33/57)⇒JR天応駅(7:33/35)→烏帽子岩山登山口(7:47)→ドン亀岩(8:22)→烏帽子岩山(8:32/37)→茶臼山分岐(8:53)→茶臼山(9:05)→茶臼山分岐(9:22)→林道終点(9:30)→鳴滝(9:40)→県道278号焼山吉浦線(9:51)→鍋土峠(10:06)→寿光霊園の鉢巻山取付(10:28)→廃道(軍道の跡)→尾根道取付(10:41)→鉢巻山(10:58)→魚見山分岐(11:09)→上の向尾山分岐(11:16)→大根山(11:21)→下の向尾山分岐(11:24)→八畳岩(11:30/52)→上の向尾山分岐(12:08/24)→魚見山分岐(12:33)→ごうほり山(12:49)→北塩屋公園分岐(12:59)→川原石峠(13:10)→西のおく山(13:20)→魚見山(13:22/31)→魚見山登山口(13:40)→JR川原石駅(14:11/37)⇒JR広島駅(15:17/31)⇒JR五日市駅(15:47)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:6間36分、歩行距離:14.7㎞

アルバム
呉市の里山歩き。烏帽子岩山から茶臼山、鉢巻山、大根山(おおねやま)、魚見山を繋いだ。JR天応駅を7時35分に出発。10分で弥生町(やよいちょう)の烏帽子岩山登山道に取り付く。今日も暑くなりそうだ。

JR天応駅(7:37)

立烏帽子山登山口(7:47)
クロナメラ、烏帽子岩、ドン亀岩をめぐって稜線に上がる。いきなりの急登で、全身汗びっしょり。烏帽子岩山山頂で一息入れる。南頂稜の岩の上に立つと、これから向かう鉢巻山が見える。うーむ、先は長い。

クロナメラ(8::07)

ドン亀岩と烏帽子岩(8:24)

立烏帽子岩山山頂(8:32)

鉢巻山、休山など 立烏帽子山南頂稜より(8:38)
南尾根の道は、約680m先の鞍部で分岐。左の谷道は鳴滝方面。この際、右の尾根道を選んで茶臼山へ。南に約500mで山頂に至る。削平された平坦地の東側に岩場があって、鉢巻山が指呼の間に望まれる。マツの木にかけられた説明札によると、山城の名は志蕗山城(しろやまじょう)、野間隆実(矢野保木城主)家臣末永弥六左衛門の居城だったと記されている。分岐に戻り、鳴滝・鍋土峠方面の道へ下る。約370mで林道に合流、20分ほどで県道278号焼山吉浦線に出る。途中にある鳴滝は、樹木が茂って滝面を見ること叶わず。県道を左に取って鍋土峠に上がり、二河山(にこうやま)越えの市道に入る。

茶臼山分岐(8:53)

茶臼山山頂(志蕗山城址)(9:05)

鉢巻山 茶臼山山頂より(9:07)

林道終点(9:30)

県道278号線合流地点(9:51)

鍋土峠(10:06)
50mほど上がって、右の寿光霊園の道に入る。南へ道なりにたどり、管理棟の先(墓苑南端)で山道に取り付く。すぐ、廃道(軍道の跡)に合流。左に取ると、やがてテープの付いた尾根道(短縮路)の取付に出合う。

寿光霊園の鉢巻山取付(10:28)

廃道(軍道の跡)から尾根道への取付(10:41)
山道をたどること17分、鉢巻山の山頂に達す。頂稜域で軍道跡や砲座のような開削地に出会うが、樹木が茂っていてよく分からない。広く削平された山頂のてっぺんには、旧軍遺構の名残と思われるコンクリート槽が二つ。防空砲台は、ここから約200m北にあったらしい。南へ尾根道を下る。10分で右に魚見山ルートを分け、さらに5分のところで向尾山(むこおやま)への踏跡を右に分ける。そして、向尾山分岐のある鞍部を上り返したピークが大根山。東尾根に三津田への道が下っている。

鉢巻山山頂(10:59)

魚見山分岐(11:09)

向尾山分岐(上)(11:16)

大根山山頂(11:21)
南尾根の道へ下るとほどなく、聖護院岩に出会う。そのすぐ下で、赤テープの付けられたバカ尾根が向尾山へ流れている。南西に流れる急な尾根道を下ること約180m、八畳岩に出会う。絶佳の展望岩テラスで、巨岩の上にあがれば、九嶺のうちの六座までが見渡せる。ちなみに九嶺とは三峰山(みつみねやま)、日佐護山(ひさごやま)、休山、尾島山(おじまやま)、灰ヶ峰、大迫山、鉢巻山、大根山、向尾山のことで、「呉」語源の一つと云われている。「この世界の片隅に」にも出てくる。昼食を済ませ、魚見山へ向かうため、来た道を戻る。

聖護院岩(11:23)

八畳岩(11:30)

大迫山、灰ヶ峰など 八畳岩より(11:32)

休山、日佐護山、三峰山など 八畳岩寄り(11:32)
向尾山のことが気になり、上の分岐から踏跡をたどってみるが、支尾根に迷走したので断念。横手に続く踏跡は分かりにくく、下の分岐を右に下るのがよいようだ。魚見山ルートは、要所に案内標識があり、よく踏まれている。ごうほり山、北塩屋公園分岐、川原石峠、西のおく山を経て、難なく魚見山山頂に達した。真砂土裸地に大岩が散在する開けた山頂だが、マツ・雑木が育って四周の景色を遮っている。それでも、岩の上に立てば鉢巻山、大根山、向尾山などを指呼の間に望める。また、南側に岩テラスがあり、海上保安大学校や大麗女島(おおうるめじま)を瞰下できるのが嬉しい。まぎれもなく、呼名どおりの里山である。

向尾山分岐(下)(12:01)

ごうほり山山頂(12:49)

北塩屋公園分岐(12:59)

川原石峠(13:10)

西のおく山山頂(13:19)

魚見山山頂(13:22)

鉢巻山、大根山など 魚見山山頂より(13:23)

海上保安大学、大麗女島など 魚見山山頂より(13:26)
南尾根の道を下っていくと、瀬戸見団地背戸の配水池管理道に出て、目の前に呉港が開ける。ほどなく瀬戸見団地の登山口。炎天下、ポレポレと川原石駅へ向かう。

休山連山と呉港 瀬戸見町の背戸より(13:38)

魚見山登山口(瀬戸見町)(13:40)