吾妻山(あづまやま)
 
8人 2016.10.29 ☂
かさべるで(8:55/9:05)⇒道の駅たかの(9:20/40)⇒休暇村吾妻山ロッジ(10:10/24)→キャンプ場炊事棟(10:40/11:41)→南の原(11:45)→大膳原分岐(12:21)→吾妻山(12:25/29)→小彌山(12:42/51)→池の原(13:07)→吾妻山ロッジ(13:14/45)
アルバム

ロッジ前でグリコのポーズをとる会長(10:18)

大池の鯉たちを足下にカープ談義(10:36)
恒例のグルメ山行。今回は、比和町三河内(みつがいち)の福田頭(ふくだがしら)を計画した。集合場所の「公共の宿かさべるで」に着いてみると、あいにくの雨。お山の姿は麓から見えない。買出しや下ごしらえをしてくれた会長のご苦労を思うと、止めて帰るわけにもいかない。かといって、雨の福田頭は難渋しそうだ。山頂でグルメ鍋などとても無理。逡巡の末、グルメ鍋は休暇村吾妻山ロッジのキャンプ場で食べることにして、あわよくば吾妻山を周回ハイキング、と決す。道の駅たかので会長たちと合流し、吾妻山ロッジに着いたのは、10時を過ぎていた。小雨が降って風もあり、気温は11℃。あたりはガスに包まれて白の世界。ロッジ前で、証拠写真に納まる会長のポーズは、お手上げのグリコ?それとも喜びのバンザイ?ともあれ、みんな揃って池の原に出てみた。景色は見えないけれど、足元の草原にはウメバチソウがちらほら。そして、マツムシソウの名残り花一輪に出合う。原池へまわると、池畔にカキツバタが数株、美しく咲き残って迎えてくれた。それにしても寒い。この際、とりあえず鍋を囲むことにする。原池、瓢箪池、大池とめぐって、キャンプ場炊事棟へ。途中、大池の鯉さんたちに、後のないカープの勝利を切にお願いする。

キャンプ場の炊事棟(11:00)

ブラジル料理「ムケッカ(Moqueca)」の仕込み(10:43)

ブラジルの海鮮シチュー「ムケッカ」(11:08)

南の原分岐(11:54)
屋根のある炊事棟に入れて、一安心。さっそく、グルメ鍋の仕込みにかかる。メニューはブラジルの海鮮シチュー「ムケッカ」で、レシピは会長の改訂版だ。概要は以下のとおり。①鍋に油、バターを入れてニンニク、ピーマン、玉ネギを白くなるまで炒める、②シメジ、エリンゲを加える、③カットトマト2缶を入れて煮込む、④鶏がらスープを加える、⑤約500mlの水を加える、⑥グラグラ煮立ったら、鶏肉、ホタテ、イカ、タコを加えて煮る、⑦ココナツミルクを加える、⑧塩コショウで味をととのえ、最後に水で溶いたカタクリ粉でとろみをつける。美味しくいただいて、片付け終わったのが11時40分。あたりは霧に煙って、粉糠雨もほとんど止みそうな状態。どうしたものかと迷っていうちに、会長から「歩こう」の一声。南の原に上がるブナ森には、幻想的な雰囲気が漂っていた。横手の道は楽ちんで、簡単に南の原分岐に至る。

吾妻山頂稜の大膳原分岐(12:21)

吾妻山山頂(12:26)

小彌山
(こややま)(12:42)

小坊主
(こぼうず) 草原の上部より(13:03)

池の原と原池 草原の上部より(13:02)

休暇村吾妻山ロッジ(13:13)
吾妻山南尾根に見晴しはないが、秋の草花(アキノキリンソウ、イブキトラノオ、リュウノウギク、カワラナデシコ、リンドウなど)に親しみながら、みんな愉快に吾妻山の山頂に達す。記念の集合写真を撮って、早々に池の原へ下山を開始。わいわい、のんびりペースで池の原の草原に降り立つと、そこには雨上がりの素敵な景色が広がっていた。どうなるかと思っていたグルメ山行、終わってみれば、それなりに愉しかったかな。



軌跡図
                                                   所要時間:3時間10分、歩行距離:4.25㎞