寂地峡(ヤケヤマ谷)・智元谷 |
2人 2011.09.14 ☀ |
寂地峡Ⓟ(8:42/47)→竜頭の滝(9:00)→木馬トンネル出口(9:04)→寂地峡入渓(9:08)→F1(9:26)→F2(9:44)→F3(9:46)→C/S滝F4(10:02)→水車跡(10:12)→F5(10:14)→智元谷出合(10:31)→智元谷F1(10:39)→二俣(10:59)→トユ状滝F2(11:03)→F3(11:10)→滑滝F4(11:15)→C/S滝F5(11:36)→縦走路(12:05)→茅帽子山(12:09/13:00)→藪ヶ垰(13:30)→寂地峯尾遊歩道入口(13:57)→宇佐八幡宮(14:38)→出発点(14:43) |
Oさんを誘って寂地峡から智元谷を遡行した。起点の野営場管理棟「やませみ」前の駐車場は、平日とあって、9時前というのにガラガラだ。五竜の滝を巡って、木馬トンネルを抜け、竜生橋の上流約300mにある橋のたもとから入渓した。寂地峡はヤケヤマ谷(焼山谷)とも呼ばれ、谷の奥でクロナメラ谷とタイコ谷に分かれる。智元(チゲン)の谷はその分岐から約550m下で出合っており、錦ヶ岳と右谷山の鞍部に突き上げている。入渓して15分も遡ると、トユ状の滝F1が現われる。一見、難しそうだが、左側はホールド、スタンスともにしっかりしており、容易に落口に立てる。安全を期してOさんにはロープを出したが、ビレイが間に合わない速さでスルスルと攀ってきた。さらに15分のところに、美しいナメラ状の滝F2とF3がかかっている。下段のF2は簡単で、上段のF3は左のコンタクトラインをフリーで登る。さらに15分で、チョックストーン(C/S)滝F4に出合う。両側が切り立った渕の奥にあり、とても泳ぐ気にはなれず、左岸を巻いた。その上は小滝F5やゴーロの河原が続いて、30分で智元谷の出合いに着いた。出合口にF1がかかっている。上部は直瀑となっているが、右側を登れば容易に落口に立てる。その先はしばらく美しい滑床が続く。二俣を過ぎると伏流するが、間もなくトユ状の滝F2に小さな水流が復活する。その上にも斜めの小滝が続き、C/S滝F5の上で水流はなくなる。最後の15分、ブッシュを分けて縦走路に出た。F3、F4は難しくはないが、ヌルゴケが滑るので結構気を使う。F5は右側を登る。Oさん、智元谷の急な遡りで、だんだんボディーブローが効いてきたのか、縦走路に飛び出すころには、ヨレヨレになっていた。久しぶりの山行でちょっこしバテたようだ。が、右谷山で昼食を終えるころには完全復活していたので、週明けの仕事に差し支えるほどのことはあるまい。すっかり満ち足りて、寂地峯尾遊歩道を下り、最後は宇佐神宮にお参りして、起点に還った。 |
ヤケヤマ谷F1(9:26) |
ヤケヤマ谷F3(9:46) |
ヤケヤマ谷F4(8:20) |
ヤケヤマ谷F5(8:20) |
智元谷F1(10:37) |
智元谷の滑床(10:47) |
智元谷F2(11:03) |
智元谷F5(11:36) |
智元谷F5の左岸を登る(11:38) |
縦走路へのササ漕ぎ(12:02) |
右谷山(茅帽子山)山頂(12:09) |
宇佐八幡の大杉(14:38) |
軌跡図 |
所要時間:5時間46分、歩行距離:10.6㎞ |