峠ヶ谷・燕岩・大草の頭 |
単独 2010.07.10 ☁/☀ |
西宗福祉センターⓅ(8:03)→原西きんさい広場(8:28)→R433(8:47)→分水嶺碑(8:59)→燕岩前衛峰(9:37)→燕岩(10:00/15)→801m峰(10:54)→795.4m峰(11:48)→昼食(12:40/13:00)→伐採地源頭(13:51)→林道峠(14:49)→ため池(14:39)→林道入口(14:40)→西宗八幡宮(14:53)→西宗福祉センターⓅ(15:02) |
西宗福祉センター(8:08) |
原西きんさい広場(8:28) |
6月12日以来、土曜日がいずれも雨という週末が続き、1か月ぶりの山行である。今回の分水嶺歩きは、峠ヶ谷(たおがたに)から燕岩を経て西宗北東鞍部までを予定して、旧豊平町西宗にやって来た。西宗福祉センターに車を置いて、県道313号烏帽子中原線を峠ヶ谷に向かった。1500mばかり行くと、左手の高台に原西きんさい広場がある。いつもならゲートボールに興じるお年寄りの歓声が聞こえてくるのであるが、時間が早いためか、あいにくの曇り空のためか、静まり返っている。かつて志路原、上石、海応寺、下石、中原、西宗は原村で、南側の中原、西宗は原西地区と呼ばれているのかな? | |
燕岩前衛峰と燕岩 中原地区のR433より(8:53) |
陰陽分水嶺碑が建つ別荘地入口(8:59) |
福祉センターから40分でR433に合流した。芸北・千代田方面にしばらく行くと、峠が谷集落の後背に燕岩とその前衛峰を眺めることができる。地元の人は、この前衛峰を前コブと呼んでいる。R433を800mばかりたどると、標高509mの峠に出る。「峠が谷」のバス停や陰陽分水嶺碑があり、ここが燕岩への登山口である。別荘地の中を道なりに行くと、やがて林道は終わり、ヒノキ林の尾根沿いに径が上がっている。 | |
燕岩山頂(10:14) |
801m峰山頂(10:54) |
登山口(峠)から前コブまで約40分、燕岩まで約1時間の道程。燕岩とは頂上にある巨岩のことで、岩上テラスからの眺めは素晴らしい。巨岩の北側に、三等三角点の標石が灌木に囲まれて立っている。分水嶺は、三角点の標石がある所から南東に下っている。はじめは北側が伐採されて、展望の良い稜線歩きであるが、やがて鬱蒼とした樹林の中を行くようになる。が、歩き易く、40分で801m峰に着いた。 | |
これからたどる分水嶺 795.4m峰の東にある豊平と千代田の町境界線(昼食場所)より(13:00) |
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801m峰からの下りは、尾根が複雑な形状をしており、右に左に迷走して、やっとこさ鞍部に降り立つ。821m峰を経て795.4m峰に至るが、三角点標石は確認できなかった。笹の下に隠れていたのかも知れん。795.4m峰東北の肩から南東に転じて、豊平町と千代田町の境界尾根に達すると、東面が伐採された植林地になって開け、これからたどる分水嶺を一望できた。笹原に座り込んで、昼食にする。 | |
湿地に還った林道峠(14:22) |
ため池(14:39) |
町境と重なる分水嶺は、50分ばかり東進の後、南下して鞍部に降りる。豊平側は伐採されて、見晴らしは良いが、笹が茂って歩き難い。2万5千分の1図には道がある鞍部は、湿地に還っていた。鞍部から、荒れ果てた道を南西に少し下ると、舗装された林道に出た。かつてこの道は千代田町の寺原に繋がっていたという。さらに500mばかり下ると、碧い水を静かに湛えた、ため池があった。 | |
千町原の836m峰 林道入口より(14:44) |
西宗八幡宮(14:55) |
鞍部から約20分で県道316号線に出た。東を顧みれば、次回にたどる分水嶺の稜線が見晴るかせる。アップダウンのきつそうな峰々だ。うまく切り分けがあると良いのだが。福祉センターの東150mの所に西宗八幡宮がある。大きな石灯籠の建つ参道が、県道を跨いで本殿に続いている。境内は良く整備され、とても心地の良いお宮だ。西宗神楽団の拠点である。 | |
軌跡図 |
所要時間:6時間58分、歩行距離:13.8㎞ |